レイカーズが西7位の座を確保 八村は12得点 プレーインTで今季1勝2敗のティンバーウルブスと対戦

2023年04月10日 07:39

バスケット

レイカーズが西7位の座を確保 八村は12得点 プレーインTで今季1勝2敗のティンバーウルブスと対戦
ジャズのオリニクのシュートをブロックするレイカーズの八村(AP) Photo By AP
 レイカーズは10日、レギュラーシーズン最終日にロサンゼルス(カリフォルニア州)でジャズを128―117(前半65―56)で振り切って43勝39敗。西地区全体では7位となり、プレーオフの残り2枠を争うプレーイン・トーナメント(PIT)で同8位のティンバーウルブスと対戦することになった。
 レブロン・ジェームズ(38)が前半の17得点を含む36得点をマーク。3点シュートを14本中8本成功させ、そのうち4本は第4Qの要所で決めたものだった。アンソニー・デービス(29)は16得点と13リバウンド、ディアンジェロ・ラッセル(27)も17得点。八村塁(25)は第1Qの7分25秒からコートに登場し、23分の出場でフィールドゴール(FG)を14本中5本成功させて12得点と5リバウンド、2アシスト、1ブロックショットを記録した。

 第4Qは開始から勝負が決した残り39秒まで出場。この日は“クロージング・ユニット”に入ったが、ジェームズとは対照的に3点シュートは6本すべて失敗した。

 八村は今季ウィザーズで30試合、レイカーズで33試合の計63試合に出場。ブロックショット数(25)は自己最多だったが、平均11・2得点はNBA4シーズンの中では最少で、昨季44・7%を記録した3点シュートの成功率は今季31・9%にとどまった。平均出場時間は23・3分。ウィザーズでの2シーズン目には31・5分のプレータイムがあったが、これも大幅に減少している。

 開幕5連敗を喫して一時2勝10敗となっていたレイカーズは、ラスト11戦で9勝を挙げ、この日ペリカンズを下して西地区全体9位から8位に順位を上げたティンバーウルブスとPITで第7シードの座をかけて対戦することになった。

 レイカーズは今季ティンバーウルブスに対しては1勝2敗。ただし過去2シーズンのPITでは東西両地区の7位チームは4試合すべて8位チームを下して第7シードとなっている。

 レイカーズの上位にいたクリッパーズとウォリアーズはそれぞれ最終戦に勝ってPITを回避できる西地区全体5位と6位の座を確保。レイカーズと同率だったペリカンズはティンバーウルブスに108―113(前半55―47)で敗れて42勝40敗。同率となったティンバーウルブスに1勝2敗と負け越したために、そのティンバーウルブスと入れ替わって8位から9位に順位を下げた。 

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分35秒=4得点)
(1)7分53秒・正面やや左から3点シュート=×
(2)9分54秒・左サイドからステップバックでジャンプシュート=○(アシスト・リーブス)
*10分11秒・フリースロー2本=○○
(3)10分41秒・ペイント内でジャンプシュート=×
(4)11分45秒・左サイドから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場3分43秒=無得点)
(5)2分6秒・ピック&ロールからインサイドにカット。ダンクしたものの失敗=×
 ▼第3Q(出場3分44秒=4得点)
(6)9分50秒・左サイドから3点シュート=×
(7)10分49秒・左ベースライン際からカット。ラッセルのパスを受けてダンク=○(アシスト・ラッセル)
(8)11分25秒・ペイント内でターンアラウンドからジャンプシュート=○(アシスト・ラッセル)
 ▼第4Q(出場=11分21秒=4得点)
(9)41秒・左ベースライン際をドライブ。バックサイドからゴール下=○(アシスト・ビーズリー)
(10)1分47秒・右サイドから3点シュート=×
(11)2分27秒・左ベースライン際をカットしてゴール下=×
(12)3分52秒・ペイント内でジャンプシュート。相手反則を誘う=○(アシスト・ジェームズ)
*フリースロー1本=×
(13)9分37秒・正面やや左から3点シュート=×
(14)10分37秒・右コーナーから3点シュート=×

 <9日の結果>
*セルティクス120―114ホークス
76ers134―105*ネッツ
ホーネッツ106―95*キャバリアーズ
*ヒート123―110マジック
ペイサーズ141―136*ニックス
*ラプターズ121―105バックス
ロケッツ114―109*ウィザーズ
*ブルズ103―81ピストンズ
スパーズ138―117*マーベリクス
*サンダー115―100グリズリーズ
*ナゲッツ109―95キングス
クリッパーズ119―114*サンズ
*レイカーズ128―117ジャズ
ウォリアーズ157―101*トレイルブレイザーズ
*ティンバーウルブス113―108ペリカンズ

 <ディビジョン別最終成績>
 ▼東地区アトランティック
(1)☆セルティクス(57勝25敗)
(2)☆76ers(54勝28敗)
(3)☆ニックス(47勝35敗)
(4)☆ネッツ(45勝37敗)
(5)△ラプターズ(41勝41敗)
 ▼東地区セントラル
(1)☆バックス(58勝24敗)
(2)☆キャバリアーズ(51勝31敗)
(3)△ブルズ(40勝42敗)
(4)ペイサーズ(35勝47敗)
(5)ピストンズ(17勝65敗)
 ▼東地区サウスイースト
(1)△ヒート(44勝38敗)
(2)△ホークス(41勝41敗)
(3)ウィザーズ(35勝47敗)
(4)マジック(34勝48敗)
(5)ホーネッツ(27勝55敗)
 ▼西地区ノースウエスト
(1)☆ナゲッツ(53勝29敗)
(2)△ティンバーウルブス(42勝40敗)
(3)△サンダー(40勝42敗)
(4)ジャズ(37勝45敗)
(5)トレイルブレイザーズ(33勝49敗)
 ▼西地区パシフィック
(1)☆キングス(48勝34敗)
(2)☆サンズ(45勝37敗)
(3)☆クリッパーズ(44勝38敗)
(4)☆ウォリアーズ(44勝38敗)
(5)△レイカーズ(43勝39敗)
 ▼西地区サウスウエスト
(1)☆グリズリーズ(51勝31敗)
(2)△ペリカンズ(42勝40敗)
(3)マーベリクス(38勝44敗)
(4)ロケッツ(22勝60敗)
(5)スパーズ(22勝60敗)
 ☆はプレーオフ、△はプレーイン・トーナメント進出チーム

 <プレーオフのカード>
 ▼東地区
(1)バックス―PITの勝ち上がりチーム
(2)セルティクス―PITの勝ち上がりチーム(ヒート対ホークスの勝者)
(3)76ers―(6)ネッツ
(4)キャバリアーズ―(5)ニックス
 ▼西地区
(1)ナゲッツ―PITの勝ち上がりチーム
(2)グリズリーズ―PITの勝ち上がりチーム(レイカーズ対ティンバーウルブスの勝者)
(3)キングスー(6)ウォリアーズ
(4)サンズー(5)クリッパーズ
 *カッコ内の数字は地区内シード順

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