松山英樹は最終R75と落として暫定16位でホールアウト マスターズ最終日

2023年04月10日 08:15

ゴルフ

松山英樹は最終R75と落として暫定16位でホールアウト マスターズ最終日
マスターズ最終日でプレーする松山英樹(AP) Photo By AP
 【米男子ゴルフツアー マスターズ最終日 ( 2023年4月9日    米ジョージア州 オーガスタナショナルGC=7545ヤード、パー72 )】 第3ラウンドの残りに引き続き、最終ラウンドが行われ、通算5アンダーの5位から出た21年大会覇者・松山英樹(31=LEXUS)は2バーディー、5ボギーの75と落として通算2アンダーで4日間の戦いを終えた。ホールアウト時点で暫定16位。
 最終ラウンドは米ツアー8勝目を挙げた昨年1月のソニー・オープンでプレーオフを戦ったラッセル・ヘンリー(33=米国)と同組でティーオフ。

 1番パー4は、第2打がグリーンに届かず、アプローチを1・2メートルに寄せたものの、パーパットを外してボギー発進した。
 しかし、2番パー5で第2打をグリーン右手前のバンカーに運び、そこからピン60センチに寄せてバーディーを取り返した。

 3番は2オン2パットのパー。パー3の4番はグリーン左のバンカーに入れたが、1・2メートルに寄せてパーでしのいだ。
 5番パー4ではピン手前17メートルから3パットを喫しボギー。悔しそうな表情を見せた。

 6番パー3は5・5メートルのチャンスを生かせずパー。7番は第2打がグリーンに届かなかったが、バンカーを越えてすぐ近くにピンがある難しい状況から、ロブショットを2メートルに寄せてパーを拾った。
 8番パー5ではフェアウエー右サイドからの第3打をピン奥のカラーに運び、5メートルをパターで沈めてバーディー。通算5アンダーに伸ばし10位に浮上した。

 9番パー4はフェアウエーからの第2打を右に曲げて、観客に当たったボールはグリーン右手前に戻された。またもピンチを迎えたが、ピンまで99ヤードから1メートルに寄せてパーセーブ。首位と6打差の10位でバックナインに入った。

 10番は打ち下ろしのパー4。第2打を右5メートルにつけたが、バーディーパットがカップ右を通過した。

 アーメンコーナー最初の11番パー4は3メートルにつけたが、バーディーパットはカップの左へ。絶好のチャンスを逃した。

 小川越えの12番パー3はピン左手前8メートルにオン。バーディーパットはわずかに左に外れた。

 アーメンコーナー最後の13番パー5はレイアップしてをピン奥5メートルに3オン。しかし、下りのバーディーパットはカップの左を通過した。

 チャンスを生かせないまま迎えた14番パー4。フェアウエーからの第2打がグリーンに着弾したものの傾斜でフェアウエーまで戻された。残り37ヤードの第3打を1メートルに寄せたが、パーパットを左に外してボギー。通算4アンダーの11位となり首位とは6打差。優勝争いから一歩後退した。

 パー5の15番は2オンを狙った第2打がグリーン右手前へ。アプローチを1メートルに寄せたが、バーディーパットはまたも左へ。スコアを伸ばした首位ラームとの差は8打差に広がった。

 16番パー3は第1打がピン右16メートルへ。上の段からの急激な下りのパットを1・8メートルに寄せて何とかしのいだ。

 17番はフェアウエーからの第2打がグリーン手前のバンカーへ。バンカーショットを寄せきれず、3メートルのパットは外れ、通算3アンダーで14位となった。

 最終18番パー4。ティーショットが右に曲がり松の葉の上に転がった。前方の枝が邪魔になるため低く打ち出した第2打はグリーン左手前のバンカーへ。第3打をピン手前1・5メートルに寄せた。しかし、パーパットを決めきれず連続ボギーでホールアウト。最終日まで可能性を残したものの2年ぶり2度目の優勝には届かなかった。

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