【ラグビーリーグワン第14節 横浜45―17東葛 ( 2023年4月9日 千葉・柏の葉公園総合競技場 )】
横浜(旧キヤノン)が東葛(旧NEC)を45―17で下し、2連勝で9勝目(2分け3敗)を挙げた。計7トライを奪い、3トライ差以上の勝利に付与されるボーナス点1を含む勝ち点5を積み上げ同48とし、プレーオフ(PO)進出圏内の4位キープ。南アフリカ代表の“小さな巨人”こと、SHファフ・デクラーク(31)は途中出場で試合終盤にインパクトを与えた。
“切り札”は33―17の後半26分に登場した。リードしているが、この時点で両軍のトライ数は2トライ差。PO進出争いが続く中、ボーナス点を得るために3トライ差以上で勝利する必要があった。「もう1トライが必要で、テンポを上げることを意識した」。リズム良く配球し、同36分にCTB田畑凌、同39WTBイノケ・ブルアのトライにつなげた。
次節は3位の東京SG(旧サントリー)と激突する。「最後の10分間はいいテンポでトライを取ることができた」とデクラーク。レギュラーシーズン残り2試合へ弾みをつけた。