横浜の“小さな巨人”デクラーク 切り札で後半登場「テンポ上げることを意識」で2トライ演出

2023年04月10日 04:37

ラグビー

横浜の“小さな巨人”デクラーク 切り札で後半登場「テンポ上げることを意識」で2トライ演出
後半、リーグ戦初出場の田畑(左)がトライを決めデクラークも大喜び(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン第14節   横浜45―17東葛 ( 2023年4月9日    千葉・柏の葉公園総合競技場 )】 横浜(旧キヤノン)が東葛(旧NEC)を45―17で下し、2連勝で9勝目(2分け3敗)を挙げた。計7トライを奪い、3トライ差以上の勝利に付与されるボーナス点1を含む勝ち点5を積み上げ同48とし、プレーオフ(PO)進出圏内の4位キープ。南アフリカ代表の“小さな巨人”こと、SHファフ・デクラーク(31)は途中出場で試合終盤にインパクトを与えた。
 “切り札”は33―17の後半26分に登場した。リードしているが、この時点で両軍のトライ数は2トライ差。PO進出争いが続く中、ボーナス点を得るために3トライ差以上で勝利する必要があった。「もう1トライが必要で、テンポを上げることを意識した」。リズム良く配球し、同36分にCTB田畑凌、同39WTBイノケ・ブルアのトライにつなげた。

 次節は3位の東京SG(旧サントリー)と激突する。「最後の10分間はいいテンポでトライを取ることができた」とデクラーク。レギュラーシーズン残り2試合へ弾みをつけた。

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