照ノ富士らがモンゴル祭り「ハワリンバヤル」にサプライズ登場!「良いリフレッシュになれば」

2023年05月05日 19:21

相撲

照ノ富士らがモンゴル祭り「ハワリンバヤル」にサプライズ登場!「良いリフレッシュになれば」
「ハワリンバヤル」で行われたモンゴル相撲大会の参加者らと笑顔で記念撮影に収まる(前列左から)東龍、千代翔馬、照ノ富士、豊昇龍、北青鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が5日、東京都練馬区の光が丘公園で開催された日本最大級のモンゴル祭り「ハワリンバヤル2023」に出席した。
 同イベントは毎年5月のゴールデンウイーク中に開かれており、19年まではモンゴル出身力士たちが例年訪れていた。20、21年はコロナ禍で中止。昨年は開催されたが、日本相撲協会が定める感染対策のガイドラインによって外出が禁止されていたため、力士たちが参加するのは4年ぶりとなった。

 この日訪れたモンゴル出身力士は、照ノ富士を始め関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)、幕内・千代翔馬(31=九重部屋)、十両・東龍(35=玉ノ井部屋)、欧勝馬(26=鳴戸部屋)の関取5人を含む計9人。さらにはモンゴル生まれ日本育ちの幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)ら同国にゆかりのある力士や、中国内モンゴル自治区出身の荒汐親方(元幕内・蒼国来)も駆けつけた。

 力士たちは、同イベント内のモンゴル相撲大会を観戦。熱戦の連続に笑顔で拍手を送って盛り上げた。その後は照ノ富士が力士を代表してステージであいさつ。多くの在日モンゴル人らが集まった会場で「来てくれてありがとうございます。今日は良い一日を過ごしましょう(意訳)」とモンゴル語で話した。

 同イベントの実行委員を務める浅野貴祐さんによると、照ノ富士らの出席は当日急きょ決まったという。コロナの5類移行に伴う制限緩和で力士たちが番付発表後も外出可になることが決まったのは1週間前。その後も力士たちの体調や場所前の調整等を考慮してなかなか決められなかったため、会場で配布されたパンフレットにも出演者の欄に力士の名前は載っていなかった。来場者や実行委員にとってはうれしいサプライズ。横綱の登場に会場は大いに盛り上がった。

 この日、午前中に部屋で稽古を行ってから駆けつけた照ノ富士は、同郷の知人らと久々の再会も果たし「よかったと思います。こうして顔を出せるようになって、また普通の生活に戻りつつあるのかな」と笑顔を見せた。4場所ぶりの出場を目指す夏場所(14日初日、東京・両国国技館)まで9日となり、日々激しい稽古を重ねている中でつかの間の休息。同じ国から日本へやって来てともに戦う仲間たちと楽しいひとときを過ごし「良いリフレッシュになればいいなと思います」と穏やかな表情で話した。

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