“女王”ナブラチロワさん 全仏テニス加藤組の失格問題、相手のチェコ&スペイン選手は「恥ずべき」

2023年06月08日 10:26

テニス

“女王”ナブラチロワさん 全仏テニス加藤組の失格問題、相手のチェコ&スペイン選手は「恥ずべき」
ナブラチロワ氏 Photo By スポニチ
 女子テニスの往年の名選手、マルチナ・ナブラチロワさんが8日までに自身のツイッターを更新し、女子テニスの加藤未唯(28=ザイマックス)が4日にパリで行われた全仏オープン女子ダブルス3回戦で失格になり、マリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組に敗れたことについて言及した。
 問題の試合では第2セット途中、ポイント間に相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤は5日、この処分を不服とし、四大大会側に提訴したことを明らかにし、失格理由になった「危険な行為」には該当しないなどと主張した。強い球を当てたわけではないとの認識で、加藤は大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたという。1度は警告を言い渡されながらも対戦相手が主審に抗議した後、判定が変わった点にも不満を示し「納得がいっていない状況」と語った。

 ナブラチロワさんは「失敗させるために審判に抗議した対戦相手ペアは恥ずべきです。ルール変更が必要です。ビデオでのリプレー検証もできたはずです」と自身の見解をつづった。また、ワシントンポスト紙も「多くの関係者は対戦相手のペアが厳しい処分を審判に主張したことを醜いスポーツマンシップと捉え、彼女たちを批判の対象としている」と報じた。

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