日本初の4強入り 準々決勝でスロベニアに勝利 バレーボール男子ネーションズリーグ決勝大会
2023年07月21日 01:33
バレーボール
![日本初の4強入り 準々決勝でスロベニアに勝利 バレーボール男子ネーションズリーグ決勝大会](/sports/news/2023/07/20/jpeg/20230721s00070000088000p_view.webp)
日本は山内晶大、西田有志、高橋藍、小野寺太志、関田誠大、石川祐希、リベロ山本智大が先発出場した。
第1セットは先にセットポイントを握られながら、石川のスパイクで追いつき、高橋藍のバックアタックで勝ち越し、最後は相手がスパイクをミス。26―24で先取した。
第2セットは、0―1から西田、石川、高橋藍が次々と決めて4連続得点でリードを奪うと、その後も石川が得点を量産。スロベニアのミスもあって25―18で連取した。
第3セットは2―3から石川が3連続得点。山内、小野寺のミドルブロッカー陣のクイックもさえて25―22でものにした。
日本は1次リーグは10勝2敗の2位で通過し決勝大会に進んだ。第1週の名古屋大会では初戦でイランに快勝。セルビア、ブルガリアの東欧勢を退け、第4戦では東京五輪金メダルのフランスを破った。第1セットを落としながら3セット連取で逆転勝ちした。
第2週のフランス大会は初戦でカナダを破り、難敵キューバにストレート勝ち。第3戦では五輪優勝3回のブラジルとフルセットの接戦を演じた。第5セットもジュースにもつれこむ死闘を制し、強豪相手に30年ぶりの公式戦勝利を挙げた。アルゼンチンにもフルセットで勝った。
第3週のフィリピン大会では地元ファンの熱狂的な応援を背に、中国、オランダを撃破し、国際大会初の10連勝を達成。昨年の世界選手権覇者イタリア、世界ランク1位ポーランドには敗れたものの、粘り強い守り、多彩な攻撃に支えられた日本のバレーボールは世界の注目を集めた。
1次リーグ12試合で、主将の石川祐希は得点ランク3位の205得点を挙げた。若きエース高橋藍は右手負傷をものともせず161得点。左のエース西田有志も肩の不安を抱えながら122得点。その攻撃力は準々決勝でも変わらなかった。
日本は東京五輪、昨年のネーションズリーグで準々決勝敗退。8強の壁に跳ね返されてきた。五輪後に就任したフランス人指揮官フィリップ・ブラン監督の下、4強入りを目標に今大会に臨んだが、ついに壁を突破した。来夏のパリ五輪でのメダル獲得にも期待が高まる。
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