伯桜鵬 新入幕力士が9年ぶりの三役以上撃破 取組後は3度不成立の立ち合いに関し審判部から呼び出される

2023年07月20日 19:49

相撲

伯桜鵬 新入幕力士が9年ぶりの三役以上撃破 取組後は3度不成立の立ち合いに関し審判部から呼び出される
<名古屋場所12日目>押し出しで阿炎(左)を破る伯桜鵬 (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所12日目 ( 2023年7月20日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 新入幕の伯桜鵬(19)が西小結の阿炎(29)を押し出す殊勲の星を挙げた。新入幕力士の三役以上撃破は、14年秋場所で稀勢の里と豪栄道の両大関、横綱・鶴竜まで破った逸ノ城以来9年ぶり。ただ一人1敗の錦木(32)に土が付き、優勝争いまで1差になった。
 取組後、「いつもと同じ準備をしていきました」と振り返ったが、表情がさえないのは、立ち合いが3度不成立だったため打ち出し後、審判部から呼び出されたこともあっただろう。

 「審判の親方、阿炎関、お客さんに申し訳ない」と謝罪。加えて、取組の度に大きなテーピングを施す左肩を押し出した土俵で打ち付けて、うずくまった。

 「お客さんの前であの姿はダメだと思う。情けない」。十代と思えぬ高い意識が快進撃を支えていることも事実だ。

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