ドルーリー朱瑛里、自己ベストで表彰台も「悔しさの方が大きい」 全国高校総体1500mで3位

2023年08月03日 16:09

陸上

ドルーリー朱瑛里、自己ベストで表彰台も「悔しさの方が大きい」 全国高校総体1500mで3位
女子1500メートルで3位となったドルーリー(中央)(撮影・武田 政樹)                                                                                                                                                                               Photo By スポニチ
 【 全国高校総体(インターハイ)第13日 ( 2023年8月3日    北海道・札幌市厚別公園競技場など )】 陸上の女子1500メートル決勝が行われ、初出場で中国高校総体2冠のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山1年)は自己ベストを更新する4分15秒55をマークして3位となった。前回覇者でケニアからの留学生、カリバ・カロライン(神村学園)が大会記録となる4分6秒54で連覇した。
 スタートから積極的に前に出て、留学生らと競い合う。カロラインには引き離されたが、残り300メートルを切ってラストスパート。1人をかわしてゴールした。

 「勝つことにこだわって、そこにタイムもついてくればいいなと思っていました。ラストスパートでもう一つ順位を上げられたかなと思います。(うれしさと悔しさは)悔しさの方が少し大きいです」

 鶴山中3年で迎えた今年1月15日の都道府県対抗女子駅伝で区間新記録を出し、17人抜きを演じて話題を呼んだ。進路が注目された中、地元の津山高に進学。慣れ親しんだ環境で陸上を続けることを決め、高校入学後にも中国高校新記録などを打ち立ててきた。

 「こういった速い選手たちと一緒に戦うことができて(今後は)そういう機会も増えると思うので。いい機会になった」

 ドルーリーは800メートルにも出場予定。あす4日に予選を迎える。

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