三浦佳生「ヤバい」状態でも4回転3本成功 「進撃の巨人」ノーミスでV

2023年08月12日 16:20

フィギュアスケート

三浦佳生「ヤバい」状態でも4回転3本成功 「進撃の巨人」ノーミスでV
<木下トロフィー 男子フリー>迫力の演技を見せた三浦佳生(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・木下トロフィー争奪大会最終日 ( 2023年8月12日    木下アカデミー京都アイスアリーナ )】 男子フリーが行われ、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が180・91点をマークし、合計272・51点で優勝した。
 今季の新フリーは「心臓をささげるつもりで戦い抜きます」と語る「進撃の巨人」。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)―オイラー―3回転サルコーを決めると、続く4回転トーループ、4回転サルコーも成功させる。後半の4回転―3回転の連続トーループも決めて終盤へ。最後は滑りながら「ヤバい」と口にするほど追い込まれたが、迫力ある演技をノーミスで終えた。

 「まとまった演技にはなったと思うけど、やっぱり体力が限界に近かったので。4分間、同じスケートの力を保ったまま滑れるように、また力を入れ直していきたい」

 前日はげんさんサマーカップを含めて2試合に出場し、SPを2度披露。この日はフリー、あす13日にはげんさんサマーカップのフリーが待つ。

 「心の疲労があった。朝から“また今日も試合か”という感じはあったけど、気持ちを切り替えて臨みました」

 リンク脇で見ていたほかの選手も沸く演技で、まずは木下トロフィー争奪大会を制した。 

おすすめテーマ

2023年08月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム