バスケ日本代表 渡辺雄の負傷交代も…富永が6本の3Pシュート含む20得点の大活躍!アンゴラに逆転勝利

2023年08月15日 21:05

バスケット

バスケ日本代表 渡辺雄の負傷交代も…富永が6本の3Pシュート含む20得点の大活躍!アンゴラに逆転勝利
第1クオーター、ゴールを決める富永(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【国際強化試合   日本75ー65アンゴラ ( 2023年8月15日    有明アリーナ )】 バスケットボール日本代表(FIBAランキング36位)は国際強化試合でアンゴラ(同41位)と対戦。今大会の唯一のNBAプレーヤーで、1年ぶりの代表戦となった渡辺雄太(28=サンズ)が第2クオーター途中に右足首負傷するアクシデントがありながらも「和製カリー」富永啓生(22=ネブラスカ大)が21分22秒に出場して、3ポイント(P)を6本成功含め、チームトップの20得点の大活躍でチームは75―65で逆転勝利した。試合後、トム・ホーバス監督(56)は渡辺雄の怪我の具合について「軽い捻挫です。大丈夫そう」とコメントした。
 あと10日で開幕するW杯に向けた直前の強化試合となったアンゴラ戦。渡辺雄、、富永、河村勇輝(22=横浜BC)、ホーキンソン・ジョシュ(28=SR渋谷)、吉井裕鷹(25=A東京)の5選手がスタメンに名を連ねた。

 第1クオーターは富永の得意の3Pシュートがチーム初得点となった。さらに渡辺雄からのアシストを受けたレイアップシュートで連続得点を挙げた。しかしチームは相手の守備の圧力からミスが多く、苦しい展開で第1クオーターを14―16とリードを許した。

 第2クオーターにはアクシデントが起こった。残り3分33秒でゴールに向かってドライブインした際、相手選手と交錯して転倒。右足首を押さえながら立ち上がるも、顔をしかめながら右足を地面に着けられず、苦悶の表情を浮かべ左足一本で控室に戻った。その中で富永がチームをけん引して前半戦トップの11得点を挙げるも32―36と4点リードを許して前半戦を折り返した。

 しかし、第3クオーターになると、徐々に流れを引き寄せる。残り20秒から2連続で相手の反則を誘い、馬場が2本のフリースローを2連続で決めて、51―49とリードした。

 第4クオーターも富永の活躍が止まらずリードを守り切って逆転勝利を飾った。

 富永は6本の3Pシュートを含むチームトップの20得点1リバウンド。ベンチメンバーからは富樫勇樹(30=千葉J)が18分20秒出場して、前半から8得点を奪うなど13得点4アシスト。そして馬場雄大(27)も17分17秒出場して、10得点2アシスト。この3人が二ケタ得点の活躍を見せて、チームの勝利に貢献した。

 今後、日本代表は17日にフランス(同5位)、19日にスロベニア(同7位)と国際強化試合を戦う。W杯が開幕すると25日にグループリーグ初戦でドイツ(同11位)と対戦。27日にフィンランド(同24位)、グループリーグ最終戦となる29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。

 ▼ホーバス監督 (渡辺)雄太が前半にケガをしたが、軽い捻挫です。大丈夫そうです。

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