ラグビーW杯日本代表 3人欠員が最大のサプライズ 追加選出どうなる?

2023年08月15日 15:20

ラグビー

ラグビーW杯日本代表 3人欠員が最大のサプライズ 追加選出どうなる?
<ラグビーW杯メンバー発表>フォトセッションに臨む日本代表の(左から)流、リーチ、姫野、坂手(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は15日、東京都内で会見を開き、9月8日に開幕するW杯フランス大会に出場する日本代表の最終登録メンバーを発表。フランカー/No・8姫野和樹(トヨタ)、リーチ・マイケル(BL東京)ら30人が選出された。最終登録メンバーは33人で、残り3人はケガ人の状況などを見極めて、期限となる今月21日までに発表される。主将は姫野、副将はSH流大(東京SG)が務める。
 最大のサプライズは前回大会で活躍したFB山中亮平(神戸)の落選以上に、負傷者の続出で30人しか発表できないことだった。特にロックは専任のジェームス・ムーア(浦安)、フランカーも兼ねるジャック・コーネルセン(埼玉)の2人しか選出できず。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)も会見で「最終的にベストなチームを考えて連れて行きたい」と苦しい胸の内を明かした。

 バックスはすでに15人が選出されており、残る3人は全てFWに追加される見通し。特にロックは最低でも2人の追加が見込まれる。21歳のワーナー・ディアンズ(BL東京)は肩と足首のケガ、国内5連戦に全試合先発して評価がうなぎ登りのアマト・ファカタヴァ(BR東京)も足首のケガ、前回大会にも出場したヘル・ウヴェ(東京ベイ)は足首に不安を抱えており、今後の回復状況は回復の見通しを考慮され、選考されるとみられる。

 またFW第3列では8月5日のフィジー戦でレッドカードを受け、3試合の出場停止処分が下された元主将のピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)、インパクトプレーヤーながら手をケガしているとみられるNo・8テビタ・タタフ(ボルドー)が選外となっている。フィジー戦に急きょ出場して能力を示した下川甲嗣(東京SG)も控えており、全体のバランスを考慮した上で選考されることになりそうだ。

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