【全日本大学選抜相撲十和田大会】団体戦は東洋大が6年ぶりV 個人戦は日大・花岡真生が今季2冠目

2023年08月15日 10:12

相撲

【全日本大学選抜相撲十和田大会】団体戦は東洋大が6年ぶりV 個人戦は日大・花岡真生が今季2冠目
団体優勝を果たした東洋大(前列左から)角田虎紀、亀井颯人、ミャンガンバヤル(後列左から)三上大輝、白神嶺治、奥田史祐、オトゴンバト Photo By 提供写真
 全日本大学選抜相撲十和田大会が14日、青森・十和田市屋内グラウンドで行われた。東日本選手権の上位9校と西日本選手権の上位3校の計12校が参加。20年以降はコロナ禍で中止が続いており、4年ぶりの開催となった。また、十和田市営相撲場が改修工事中のため、今年は会場を移して特設土俵で熱戦が展開された。
 団体戦は、東洋大が6年ぶりの優勝を果たした。決勝の相手は、今季既に3大会を制している日大。1―2で迎えた副将戦、東洋大の奥田史祐(1年)が日大の川渕一意(4年)を上手投げで破る殊勲の星を挙げて2―2のタイに持ち込んだ。大将戦は、東洋大のオトゴンバト(2年)が日大の川上竜昌(3年)と左四つがっぷりの力相撲を展開。学生相撲界最長身1メートル96の巨体を生かし、最後は体を預けて寄り倒して勝負を決めた。オトゴンバトは団体予選3回戦から決勝まで4試合連続で2―2の大将戦を制し、勝負強さも見せた。東洋大の団体優勝は全国学生選手権を制した18年11月以来、約5年ぶりのことだった。

 93人が参加した個人戦は、花岡真生(日大3年)が頂点に立った。決勝の相手は、熊本・宇土少年相撲クラブ出身で鶴城中、文徳高、日大と同じチームで長年苦楽をともにする同級生の川上竜昌。得意の左四つに組み合うと、相手に上手を取らせる隙を与えず電光石火の右上手投げで退けた。花岡は4月の宇和島大会に続いて今季2個目のタイトル獲得となった。

 ▽団体戦 準々決勝
日大 3―2 農大
中大 3―2 金沢学院大
日体大 4―1 拓大
東洋大 3―2 近大

 ▽準決勝
日大 4―1 中大
東洋大 3―2 日体大

 ▽3位決定戦
日体大 3―2 中大

 ▽決勝
東洋大 3―2 日大
 ミャンガンバヤル 寄り切り 草野直哉○
○角田虎紀 引き落とし 成田力道 
 三上大輝 上手投げ 花岡真生○
○奥田史祐 上手投げ 川渕一意 
○オトゴンバト 寄り倒し 川上竜昌 

 ▽個人戦 準々決勝
花岡真生(日大3年) 寄り切り 児玉亮(拓大2年)
土井敢太(金沢学院大4年) 送り出し 池田俊(金沢学院大4年)
オトゴンバト(東洋大2年) 寄り倒し 三田大生(近大4年)
川上竜昌(日大3年) 寄り切り 成田力道(日大1年)

 ▽準決勝
花岡真生 寄り倒し 土井敢太
川上竜昌 寄り倒し オトゴンバト

 ▽決勝
花岡真生 上手投げ 川上竜昌

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