競泳日本代表らが異例の不満解消ミーティング 梅原競泳委員長「コミュニケーション不足だった…反省」

2023年08月15日 16:42

水泳

競泳日本代表らが異例の不満解消ミーティング 梅原競泳委員長「コミュニケーション不足だった…反省」
梅原孝之氏 Photo By スポニチ
 競泳の日本代表選手から強化体制への不満が相次いでいることを受け、日本水連が15日、都内で選手やコーチ陣、事務局のスタッフらによるミーティングを開催した。対面とオンラインを合わせて、7月の世界選手権代表40人のうち半数近い選手が出席。日本水連側は金子日出澄副会長兼専務理事、競泳日本代表の横山貴ヘッドコーチらが対応した。
 約2時間15分のミーティングは選手が主体で進行し、日本水連側に要望などを伝えた。梅原孝之競泳委員長は「コミュニケーション不足だった。こちらが知っているだろうとらえていたことが伝わっていなかった。そこは反省。直接、話す機会をもっとつくらないといけない」と説明。選手側からの要望については「すぐには答えられないことも多い。1回ですべてが解決するわけではないので、ミーティングを継続していくことが必要になる」と語った。

 競泳日本代表は7月の世界選手権で銅メダル2個に低迷。2大会連続五輪出場中の五十嵐千尋(T&G)が自身の公式X(旧ツイッター)で「日水連がアスリートファーストではなくなってしまった」と指摘し、ベテラン塩浦慎理(イトマン東進)も強化スケジュールに対する不満を示していた。塩浦は「僕たちの要望は伝えられたのでよかったと思います。揉めているとか、そういうのではない」と語った。

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