【箱根駅伝予選会】京産大、1万m28分台の小嶋&中村が軸 山口主将「失うものはない」

2023年10月14日 08:00

陸上

【箱根駅伝予選会】京産大、1万m28分台の小嶋&中村が軸 山口主将「失うものはない」
箱根駅伝予選会へと意気込む京産大陸上部のメンバー Photo By スポニチ
 第100回箱根駅伝予選会が14日、東京・立川で開催される。今年は参加資格が全国の大学に拡大。関東以外から11校が参戦し、史上最多57校が上位13枠の箱根路を目指す。
 関西から参加する京産大は、失意の中から予選会を目指してきた。6月に行われた全日本大学駅伝の関西地区選考会で5位に終わり、出雲駅伝を含めて出場権をつかめず。全国の強豪校と走る機会を失った一方、出雲駅伝と開催日が近い箱根駅伝予選会に全力を注げる状況となり、7月中旬に出場を決めた。

 「本来なら全日本、出雲に出ることを目標にしていたけど、今のチームは大きい舞台を経験できていないし、無条件で経験できる箱根予選が近くにあったので。(チームに)関東の選手に勝とうという意識がない。意識を変えていけるかな、というのが(出場の)一番の理由です」

 そう語るのは山口太誉主将(3年)。当初、チーム内には「出たところで厳しいんじゃないか」という意見も多く、自身もその思いがあった。ただ、胸の内には「走ってみたい」という気持ちがあり、話し合いの末に参戦を決意した。

 「一度きりの挑戦。失うものはない」と山口主将。1万メートルで28分台の記録を持つ小嶋郁依斗(3年)と中村光稀(3年)を軸に挑む。

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