男子バレー・高橋藍がイタリアに出発 “ひき肉です”ポーズは「関西のノリ。印象に残るのはいいこと」

2023年10月14日 13:03

バレーボール

男子バレー・高橋藍がイタリアに出発 “ひき肉です”ポーズは「関西のノリ。印象に残るのはいいこと」
イタリアに向け、出発する高橋藍(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 パリ五輪切符を獲得したバレーボール日本代表のアタッカー高橋藍(22=日体大)が14日、今秋から所属するイタリア・1部リーグのモンツァに合流するため、関西空港から出発した。日体大に在学しながら同国1部リーグで迎える3季目。21~22年シーズンからはパドバでプレーした。
 出発前の関西空港で会見。7日のパリ五輪予選スロベニア戦で、自国開催の21年東京大会に続く2大会連続の五輪出場を決めた反響は大きかったという。決定後、「あまり外を歩いてない」と苦笑いするが、「声をかけてもらえる数、SNSやネットを見ていてもバレーを知ってくれた」と手応えを実感。とりわけ、6日のセルビア戦後のコートインタビューで、人気ユーチューバーの決めポーズ、両手を広げながらの「ひき肉です」を披露したことへの反応を語った。

 「友達からは“なんであそこでひき肉やねん”“もっと高級な肉いけや”とか。関西のノリですね。印象に残るのはいいこと。次につながっていく」

 高橋は京都市出身。チームメートの関田誠大(29=ジェイテクト)や西田有志(23=パナソニック)から「何かやってよ」とコートインタビュー前にせがまれたという。

 「勢いじゃないですか。楽しめましたし、(ファンへ)感謝を伝える上で必要かな」とバレー人気を背負う覚悟も語った。予選後、帰宅してその中継映像を見返し「どんな感じで映っているのか気になって」と意識の高さも垣間見せた。

 イタリアでの今季の目標を「ファイナルを経験したことがない。ファイナル出場を目指したい」と語った。昨季はシーズンでリーグ13位の300得点。在籍したパドバでは主軸での起用も増えていた。

 「今回いくモンツァはさらにランキングが上。パドバでは軸でやれたがどういう立ち位置になるのか。試合をやる中で作っていく」。新チーム内での試行錯誤がパリ五輪へつながっていくとも信じる。「五輪での結果が全て。パリではさらに強い自分を見せる」と意欲を語った。

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