【出雲巡業】照ノ富士が朝乃山と8番 腰は「徐々に良くなっている」右四つで稽古つける余裕も

2023年10月26日 17:48

相撲

【出雲巡業】照ノ富士が朝乃山と8番 腰は「徐々に良くなっている」右四つで稽古つける余裕も
朝乃山(左)と三番稽古を行った照ノ富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が26日、島根県出雲市の出雲ドームで行われ、横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が幕内・朝乃山(29=高砂部屋)と8番取った。
 右の相四つの両者。8番全て立ち合いで右四つに組み合い、そこからは投げで崩したり頭をつけたり「体の動きを試しながら」といろいろな攻め方を見せ、照ノ富士の6勝2敗だった。

 立ち合いですぐに左上手を引いて右四つに組み合ってから自ら上手を放す場面も。先に攻めさせてから上手を切る練習をしたり、逆に相手に上手を切らせてみたりと技術面を練習し合った。本場所での朝乃山戦は過去6戦6勝。“お得意様”に稽古をつける様子から、横綱の余裕も少し感じられた。

 腰痛で秋場所を全休しており、秋巡業は13日から合流。この日は時間の都合もあって8番で終わったが、もう少し取りたかった様子。「調子が良ければやりたい」と、残り3日となった秋巡業でのさらなる稽古に意欲を示した。腰の状態については「痛みは少し取れたかな。徐々に良くなっていると思います」と明るい表情。九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での完全復活を予感させた。

おすすめテーマ

2023年10月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム