【ラグビーW杯】南ア代表ムボナンビの差別発言疑惑は「証拠不十分」で処分なし WRが声明

2023年10月26日 20:25

ラグビー

【ラグビーW杯】南ア代表ムボナンビの差別発言疑惑は「証拠不十分」で処分なし WRが声明
イングランドとの準決勝でボールを奪い合う南アフリカ代表のボンギ・ムボナンビ(AP) Photo By AP
 国際統括団体ワールドラグビー(WR)は26日、現在開催中のW杯フランス大会の準決勝で、南アフリカ代表フッカーのボンギ・ムボナンビが差別発言した疑いの調査結果について、証拠不十分のため処分なしと発表した。ムボナンビは28日(日本時間29日)の決勝・ニュージーランド戦で先発する。
 21日の準決勝で対戦したイングランド代表のFWトム・カリーによる申し立てがあり、WRが試合映像や音声などを用いて検証。WRは声明で「現時点では証拠が不十分だと判断した。追加の証拠が明らかとならない限り、この問題は解決済み」と発表した。

 また、カリーの申し立てにも悪意がないことを強調。「両選手が今週受けたソーシャルメディアでの中傷も懸念している。ラグビーにも社会にも、差別、虐待、ヘイトスピーチが許されることはなく、WRはファンに対し、敬意、誠実、連帯というスポーツの価値観を受け入れるよう促している」と伝えた。

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