【出雲巡業】立行司・式守伊之助が地元凱旋 来年初場所で木村庄之助に昇格「50年分の重みがある」

2023年10月26日 18:42

相撲

【出雲巡業】立行司・式守伊之助が地元凱旋 来年初場所で木村庄之助に昇格「50年分の重みがある」
結び前、大栄翔(左)と豊昇龍(右)の一番を裁く出雲市出身の立行司・式守伊之助(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が26日、島根県出雲市の出雲ドームで行われた。
 立行司の式守伊之助(64=高田川部屋)は、地元・出雲市の出身。横綱土俵入りや結び2番に登場すると、人気力士に負けない大きな拍手を浴びた。

 行司として初土俵から48年で、地元の巡業参加は今回が4年ぶり11度目。「感謝の一言です。皆さんの出雲場所に対する気持ちが集客に表れていると思います」と、会場に訪れた大勢のファンに感謝した。

 伊之助は9月28日の理事会で、来年初場所から第38代・木村庄之助に昇格することが承認された。行司の最高位に上がることが決まっての地元凱旋。半世紀に及んだ土俵生活が残り1年を切り「あと1年は、50年分の重みがあると思う」と立行司の自覚を強めた。
 来年9月に65歳の定年退職を迎えるため、出雲での巡業最後は今回が最後。この日を「花道場所」と表現し、故郷に錦を飾った。

おすすめテーマ

2023年10月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム