【出雲巡業】朝乃山、照ノ富士は「まわしを切るのも上手の取り方も別格」三番稽古で技術学んだ

2023年10月26日 18:03

相撲

【出雲巡業】朝乃山、照ノ富士は「まわしを切るのも上手の取り方も別格」三番稽古で技術学んだ
照ノ富士と三番稽古を行った朝乃山(右)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が26日、島根県出雲市の出雲ドームで行われ、幕内・朝乃山(29=高砂部屋)が横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)と8番取った。
 右の相四つのため、8番全て立ち合いで右四つに組み合う展開に。序盤は横綱が様子を見ながら取っていたこともあって朝乃山が一気に寄り切る場面もあったが、最終的には2勝6敗。「がっぷり四つになると重たかった。まわしを切るのも差し方も上手の取り方も別格」と技術面の学びを得た。

 前日は大関・貴景勝(27=常盤山部屋)と三番稽古を行っており、2日連続で上位陣から三番稽古の相手に指名されるのは実力者の証。「横綱に指名していただいて、普段できない相手なので感謝しかない。これからのプラスにしていきたい」と充実感をにじませた。

 照ノ富士には本場所で6回対戦しているが、これまで一度も勝てていない。「稽古場で勝てても本場所で勝てなかったら意味ない。本場所で勝ちたい気持ちはあります」。相四つの照ノ富士攻略が、これから大関復帰を目指していく上で大きなカギとなる。

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