アメフト立命館宇治 接戦制して、2年ぶりのクリスマスボウル 「佼成キラー」再び

2023年12月10日 15:22

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アメフト立命館宇治 接戦制して、2年ぶりのクリスマスボウル 「佼成キラー」再び
<大産大付・立命館宇治>クリスマスボウル進出を決め、喜ぶ立命館宇治 (撮影・堀田 和昭) Photo By スポニチ
 【全国高校アメフト選手権 関西決勝   立命館宇治21ー13大産大付 ( 2023年12月10日    王子スタジアム )】 激闘を制し、立命館宇治が2年ぶりのクリスマスボウル(24日、横浜スタジアム)進出を決めた。先にTDを許す展開。RB漆原大晟(3年)のランをキープレーでドライブを進めながら、第3Q2分47秒に逆転すると、その後は勝負どころでインターセプトを見せたディフェンスが奮闘。終盤の猛攻をしのぎ、8点差を守り抜いた。
 「OLがどんどん押してくれたので、自分の走りができました」

 関西の頂点へ導き、漆原の表情が緩んだ。今回の現役ドラフトでオリックスから阪神へ移籍した27歳右腕と同姓同名。育成選手として入団した時から、存在は知っていた。「何か変な感じです」。楕円球で勝負する漆原は、1年秋のシーズンで復帰まで1年近くかかる大ケガ。2年前のクリスマスボウルは、サイドラインで見ていた。

 「あの時は日本一になったけど、(試合に)出られない悔しさもあった。次の試合は、相手がでかいし、強いけど、ミスなく、冷静に自分のプレーをしたい」

 高校日本一を争う佼成学園(東京)は、8年連続となる出場。そのうち2つの黒星は、いずれも立命館宇治がつけている。「ものすごい本気でくるでしょうね」と木下裕介監督は警戒するものの、もちろん手をこまねいてはいない。再び高校アメフト界の頂点へ。漆原のランから突破口を開く。

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