【リーグワン】東京SGが昨季王者・東京ベイを52得点で圧倒し開幕星 コルビ、尾崎兄弟らが躍動

2023年12月10日 16:20

ラグビー

【リーグワン】東京SGが昨季王者・東京ベイを52得点で圧倒し開幕星 コルビ、尾崎兄弟らが躍動
<東京ベイ・東京SG>前半、自由自在に走るコルビ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第1節   東京SG52―26東京ベイ ( 2023年12月10日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 昨季4位からの巻き返しを図る東京SGは、東京ベイを52―26で下し、白星発進を決めた。昨季はプレーオフ準決勝を含め王者に3戦全敗を喫したが、2季ぶりの勝利で、17~18年以来のリーグ制覇へ好スタートを切った。
 今秋のW杯を制した南アフリカからWTB/FBチェスリン・コルビ、準優勝のニュージーランドから主将のFWサム・ケインを獲得した東京SG。大型補強の効果は絶大で、前半3分にはスクラムを起点にフッカー堀越主将が先制トライを挙げた。その8分後にはキックカウンターからゴールに迫ると、コルビ、WTB松島、WTB尾崎晟とバックスリー勢のパス回しでトライ。試合の主導権を握った。

 その後も相手の金城湯池と言えるスクラムやブレークダウンの攻防でも上回り、試合を有利に進めると、同19分にもコルビのランを絡めた攻撃で尾崎晟が2トライ目。同26分にはCTB尾崎泰に、37分には尾崎晟に3つ目のトライが生まれ、尾崎ブラザーズが兄弟そろって活躍。35―7で折り返すと、後半も3トライを加え、東京ベイに昨季のリベンジを果たした。

 後半17分で退いたケインもブレークダウンへの働きかけで存在感を見せ、W杯日本代表のSH流、斎藤、フランカー下川、松島も躍動。チームのディレクターを務め、次期日本代表のヘッドコーチに就任間近となっているエディー・ジョーンズ氏もスタンドで試合を見守る中、6季ぶりの王座奪還へ、期待を抱かせる1勝となった。

おすすめテーマ

2023年12月10日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム