【高校ラグビー】報徳学園 高校代表候補・菊川迪魅せた7トライ演出 茗渓学園の弟・逞トライに刺激

2023年12月31日 06:30

ラグビー

【高校ラグビー】報徳学園 高校代表候補・菊川迪魅せた7トライ演出 茗渓学園の弟・逞トライに刺激
<報徳学園・明和県央>後半、オフロードパスでトライを演出する報徳学園・菊川(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー2回戦   報徳学園45ー13明和県央 ( 2023年12月30日    花園ラグビー場 )】 前回準優勝の報徳学園は、高校日本代表候補の19歳SO菊川迪(ゆう)主将が快勝へ導いた。「自分のことよりも仲間を動かすプレーを大事にしている」と多彩なパスやキックで計7トライを演出し、5本のゴールキックも成功させた。 【大会公式サイト「HANAZONO LIVE」
 試合直前、2歳下の弟で茗渓学園のCTB逞(てい)がトライを決めた。「アップの時間とかぶって試合は見られなかった。お互い負けたくない気持ちはあるし、その中で成長できているのかなと思う」。茗渓学園中時代は同僚としてプレーしていた。高校進学前にニュージランドへのラグビー留学を志したが、コロナ禍で頓挫。1年後に報徳学園に入学し、19歳で弟と花園で再会を果たした。

 昨大会は複数のタレントをそろえながら、優勝にあと一歩届かなかった。「昨年のチームと比較されるけど今年は今年。目指すところは一緒です」。兄弟で刺激し合いながら、悲願の頂点を目指す。(河合 洋介)

おすすめテーマ

2023年12月31日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム