【高校ラグビー】関大北陽 花園1勝は後輩に託す「常連校になって、全国で勝利してほしい」

2023年12月31日 06:30

ラグビー

【高校ラグビー】関大北陽 花園1勝は後輩に託す「常連校になって、全国で勝利してほしい」
<天理・関大北陽> 敗戦に肩を落とす関大北陽フィフティーン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー2回戦   関大北陽15ー27天理 ( 2023年12月30日    花園ラグビー場 )】 初出場でBシードの関大北陽は伝統校の壁に屈した。前半14分、バックスの巧みな連係から最後はWTB鷹尾が左隅にトライ。幸先よく先制したが、その後は天理のモールに苦しみ、逆転を許した。試合終了間際にNo・8永井主将のトライで追い上げたが、反撃は及ばなかった。 【大会公式サイト「HANAZONO LIVE」
 激戦区の大阪から20大会ぶりに生まれた初出場校。プロ野球・阪神を38年ぶりの日本一へ導いた岡田彰布監督の母校としても注目を集めた。悔しい初戦敗退を喫したが、梶村真也監督は「(負けたのは)私の責任。信念を持ち、プレーできた」と選手を称えた。

 2013年の創部。11年目で夢の舞台にたどり着き、ラグビー部の歴史に輝かしい1ページを記した。卒業後は京産大に進学予定の永井は「しんどいことも多かったけど、最高の仲間とここ(花園)でプレーできた。そこは満足です」とうなずき「花園の常連校になって、全国で勝利してほしい」と後輩たちに望みを託した。(西海 康平)

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