【ラグビー】京産大・三木主将「父が残した忘れ物を…」 2世代にわたるリベンジ懸けた明大戦

2023年12月31日 16:33

ラグビー

【ラグビー】京産大・三木主将「父が残した忘れ物を…」 2世代にわたるリベンジ懸けた明大戦
三木主将(中央)を中心に話し合う京産大のFW陣 Photo By スポニチ
 関西大学ラグビーAリーグを3連覇した京産大が31日、来年1月2日の大学選手権準決勝・明大戦(国立)に向けて京都市内で調整した。
 チームを束ねるフランカー三木皓正主将(4年=京都成章)にとっては、2世代にわたるリベンジを懸けた戦いになる。父・康司さんは京産大ラグビー部OB。90年度に初優勝した時の主力でNo・8だった。

 91年1月2日の大学選手権準決勝では明大と対戦。康司さんのトライもあって前半を15―3で折り返したが、吉田義人や永友洋司、元木由記雄(現京産大GM)らを揃える明大が後半に巻き返し、15―29でノーサイドを迎えた。関西リーグを初制覇した京産大は関東の壁に阻まれた。

 「自分の父がプレーしているところを見たことがない」という三木。それでも、思いは背負っている。

 「父にそういう過去があるなら、父が残していった忘れ物を取りにいきたい」

 大学選手権での明大戦は通算成績で1勝7敗。また、準決勝は過去に9度挑んで全敗しており、一度も決勝には進めていない。10度目の正直となる今回の一戦。京産大らしくひたむきに戦い、歴史の扉を開く。

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