北勝富士が宇良を裏返し!学生時代から苦手とする天敵撃破に上機嫌「今日は良いサウナ入ろうかな」

2024年01月15日 19:55

相撲

北勝富士が宇良を裏返し!学生時代から苦手とする天敵撃破に上機嫌「今日は良いサウナ入ろうかな」
<大相撲初場所・2日目>宇良(下)をはたき込みで下す北勝富士(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所2日目 ( 2024年1月15日    東京・両国国技館 )】 西前頭3枚目の北勝富士(31=八角部屋)が同学年同期の新小結・宇良(31=木瀬部屋)を破って今場所の初白星を挙げた。
 立ち合い右手を前に出して低く当たると、さらに低い体勢で前に出てきた相手を左へ回り込みながらはたき込み。「あそこで粘るのが宇良関。しっかり決められてよかった」と土俵際もしっかり残して宇良を裏返しにさせた。

 北勝富士にとって宇良は天敵だった。これまで幕内で9度対戦して1勝8敗。2人が序ノ口デビューした15年夏場所でも負けており、対戦成績はプロ通算3勝12敗と大きく負け越していた。苦手意識の原点はさらに昔、日体大3年だった13年5月まで遡る。全国選抜大学実業団対抗和歌山大会の個人戦準決勝で対戦し、当時既に学生横綱のタイトルを持っていた中村大輝(北勝富士)は体重80キロの関学大・宇良和輝に足取りで敗れていた。

 北勝富士は「何してくるか分からない。潜ったり走ったり、土俵際まで詰めたと思っても腕を手繰られたりする」と宇良戦のやりにくさを説明。「僕の中では大関とか横綱に勝つぐらい難しいですよ」と表現した。

 天敵撃破に「うれしいですよ」と笑顔。場所中のサウナ通いをリフレッシュとする31歳は「気分良いので、今日は良いサウナ入ろうかな」と上機嫌で帰路に就いた。

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