若隆景が幕下筆頭で2連勝「先場所より状態は良くなっている」右膝良化で厳しい攻め健在

2024年01月16日 20:13

相撲

若隆景が幕下筆頭で2連勝「先場所より状態は良くなっている」右膝良化で厳しい攻め健在
<初場所3日目>北はり磨(左)を攻める若隆景(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所3日目 ( 2024年1月16日    両国国技館 )】 西幕下筆頭の元関脇・若隆景(29=荒汐部屋)が幕内経験者のベテラン北ハリ磨(37=山響部屋)を下して2連勝とした。
 立ち合いから突き放そうとする相手に対し、右差し左ハズで一気に前に出て最後はもろ差しで寄り倒し。相手に何もさせない厳しい攻めで圧倒し「自分の流れで相撲が取れた」と会心の内容を振り返った。

 右膝前十字靱帯断裂の大ケガから復帰2場所目。先場所は分厚いサポーターを施していたが、今場所はテーピングのみ。稽古場でも昨年末からサポーターせずに相撲が取れるようになったという。「先場所より状態は良くなっている。膝が悪くならないようにしっかりケアしながらやっています」。完全復活の姿が徐々に近づいてきた。

 あす17日は、祖父の元小結・若葉山の命日。その前日に、長兄の幕下・若隆元(32)と次兄の幕内・若元春(30)も含め3兄弟がそろって白星を挙げた。「今は関取復帰を目標にやっていきたい」。夢の3兄弟同時関取を目指し、まずは自らが復帰の道を歩む。

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