【前相撲】大栄翔の内弟子第1号・斧澤が白星発進「関取になれるように」憧れの“師匠”と同じ道へ

2024年01月16日 11:19

相撲

【前相撲】大栄翔の内弟子第1号・斧澤が白星発進「関取になれるように」憧れの“師匠”と同じ道へ
<大相撲初場所・3日目>前相撲で旭大龍(左)を下す斧澤(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所3日目 ( 2024年1月16日    東京・両国国技館 )】 今場所の新弟子検査に合格した10人(外国出身者を除く)と、番付外から再出世を目指す3人(竹内、道颯、藤原)の計13人による前相撲が始まった。
 埼玉栄高相撲部3年で昨夏の全国高校総体団体優勝の実績を持つ斧澤(18=追手風部屋)が、北海道・旭川龍谷高柔道部3年の旭大龍(17=大島部屋)を下して初陣を白星で飾った。

 立ち合い頭で当たり合って押し込んでおいての左突き落とし。力の違いを示す完勝も、それほどの余裕はなかった。12月29日の稽古で左足首を負傷。それまでは幕下の申し合いに参加していたが、年明け以降は序二段力士を相手に調整してきた。

 斧澤は、部屋の関脇・大栄翔(30)の「内弟子」第1号。同じ埼玉県出身で埼玉栄高校の大先輩の下に弟子入りした。埼玉生まれの埼玉育ち、埼玉栄高校出身で埼玉県草加市にある追手風部屋に入門。「生粋の埼玉県人」を自称する大栄翔と同じ道を選んだ。この日朝、初土俵を前に「緊張しないように頑張れ」と激励の言葉をもらったという。

 「憧れです」と“師匠”の大栄翔を尊敬している。内弟子第1号として「本当頑張らないといけない。一日も早く関取になれるように」と気を引き締めた。

 ▽前相撲
 竹内(押し出し)道颯○
○藤原(押し出し)秋山 
 旭大龍(突き落とし)斧澤○
○旭天道(つきひざ)佐藤 
○伊波(突き倒し)加藤 
○鈴ノ富士(寄り切り)澁谷 
 竹内(押し出し)絢ノ富士○


 ◇斧澤 亜矢斗(おのざわ・あやと)2005年(平17)5月1日生まれ、埼玉県入間市出身の18歳。入間少年相撲クラブで小2から相撲を始め、3、4年時に全国少年相撲選手権で団体戦2連覇。黒須中3年時に全国中学生選手権(元日相撲)32強。埼玉栄高に進学し、3年時に関東大会100キロ以上級優勝、国体ベスト16。1メートル67、141キロ。

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