【世界卓球】日本女子、53年ぶり世界一ならず涙 中国と歴史的激闘の末…悔し銀メダルも大健闘に会場拍手

2024年02月24日 23:41

卓球

【世界卓球】日本女子、53年ぶり世界一ならず涙 中国と歴史的激闘の末…悔し銀メダルも大健闘に会場拍手
卓球の世界選手権団体戦で銀メダルを獲得した(左から)張本美和、木原美悠、平野美宇、早田ひな、伊藤美誠(共同) Photo By 共同
 【卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2024年2月24日    韓国・釜山 )】 女子決勝が行われ、日本は2-3で中国に敗れ、5大会連続の銀メダルとなった。
 日本は張本美和(15=木下グループ)、早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)でオーダーを組み、伊藤美誠(23=スターツ)と木原美悠(19=木下グループ)が応援に回った。

 1番手で世界16位の張本は同1位・孫穎莎に挑戦。世界女王に食い下がったが、0-3でストレート負け。

 2番手の世界5位・早田は、同3位で東京五輪金メダリストの陳夢を逆転の3-1で下し、1-1のタイに戻した。

 世界18位の平野は世界ランク2位・王芸迪にストレート勝ち。2-1として、第4試合の早田につないだ。

 第4試合は早田と孫の日中エース対決。第1ゲームは2-11、第2ゲームは巻き返しを見せたが7-11と連続で落とした。第3ゲームは一進一退の攻防の中、力を振り絞ったが6-11でストレート負けを喫した。2-2で15歳・張本に命運が託された。

 最終決戦に臨んだ張本は東京五輪金メダリストの陳夢と対決。第1ゲームを11-4で先取すると、第2ゲームではラリーの応酬の中で7-11でタイとなった。第3ゲームは攻め込んだが8-11で落とし逆転を許した。それでもサーブを工夫するなど相手を揺さぶるなど奮闘。第4ゲームを落として万事休した。

 重圧の中で戦って敗れた張本。試合後、早田らチームメートに抱きしめられて涙をぬぐった。それでも最強・中国を相手に堂々のプレーを見せた。手に汗握る激闘を展開した日本チームに会場からは大きな拍手や歓声が贈られた。

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