【世界卓球】15歳・張本美和、悔し涙のち決意「これからは、ただただ頑張るだけ」53年ぶり金あと一歩

2024年02月24日 23:44

卓球

【世界卓球】15歳・張本美和、悔し涙のち決意「これからは、ただただ頑張るだけ」53年ぶり金あと一歩
中国戦でプレーする張本美和(ロイター)
 【卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2024年2月24日    韓国・釜山 )】 女子決勝で日本は5連覇中の中国に死闘の末に2ー3で敗れ、5大会連続の銀メダルとなった。ライバルを追い詰めたが、71年大会以来、53年ぶりの世界一にわずかに及ばなかった。
 今大会が初代表の15歳・張本美和(15=木下グループ)が、悔し涙を流した。

 「1試合目負けてしまって、そこから先輩方がいい形で5番に回していただいたんですけど、最後は勝てなくて、負けてしまって今は悔しい気持ち」と振り返った。

 世界16位の15歳は第1試合で同1位・孫穎莎に挑戦。0-3でストレート負けを喫したが、早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)が勝利し、最終第5試合で再び出番が回ってきた。

 究極の重圧が懸かる一戦。世界3位で21年東京五輪金メダルの陳夢に挑んだ。第1ゲームからエンジン全開。強打で陳夢を翻弄すると5ー3から5連続ポイントを奪うなど11ー4で押し切った、

 だが、ここから陳夢が逆襲。第2ゲームを7ー11、第3ゲームは8ー11。第4ゲームも接戦の末に落とし、世界一はならなかった。

 試合後、張本の目には涙が浮かんでいた。だが、15歳の奮闘を称えるように、チームメートは笑顔で抱きしめていた。「たくさんの試合に出させてもらった。毎試合、たくさんの経験を積ませてもらった。今は、ただただ悔しい気持ちでいっぱいなので、これからは、ただただ頑張るだけかなと思います」と15歳は涙の乾いた瞳で前を向いていた。

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