“初代・山の神”今井正人「感謝の気持ちを込めて」25日クロカン日本選手権でラストラン

2024年02月24日 15:00

陸上

“初代・山の神”今井正人「感謝の気持ちを込めて」25日クロカン日本選手権でラストラン
今井正人 Photo By スポニチ
 福岡市の海の中道海浜公園で開催される第107回クロスカントリー日本選手権(2月25日)を前に24日、同市のホテルで出場選手の会見が行われた。現役最後のレースとしてシニア男子10キロに出場する今井正人(39=トヨタ自動車九州)が「高校(福島・原町高)から24年間、支えてくれたたくさんの人に感謝の気持ちを込めて競技者として走りきりたい」と誓った。
 21日に所属先のトヨタ自動車九州陸上部から引退が発表された今井は「世界と戦ったり日本の中で勝負できる位置にいないと考えて決断した。クロカンは高校の時から体づくりで取り組んできたのでこのレースで最後を迎えられてうれしい」と話した。今井は高校で2度、大学で1度、福岡クロカンに出場。クロカン日本選手権は21年に出場しており、今レースは3年ぶり2度目。

 また女子1500メートル、3000メートル、5000メートルの日本記録保持者、田中希実(New Balance)は世界陸上ブタペスト大会クロカン男女混合8キロリレー(3月30日)の選考競技となる福岡クロカンシニア女子2キロに出場。「男女混合のリレーは初めての体験なので楽しみ。ぜひ代表を勝ち取りたい」と3年ぶりの出場に意欲を見せた。

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