若元春が若隆景と6番「やっぱり強い」弟の復調を体感 兄弟そろって白まわしは4カ月ぶり

2024年02月27日 19:01

相撲

若元春が若隆景と6番「やっぱり強い」弟の復調を体感 兄弟そろって白まわしは4カ月ぶり
若隆景(右)と申し合い稽古を行う若元春(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・若元春(30)が27日、堺市西区の荒汐部屋で10番の申し合い稽古を行った。
 右膝前十字靱帯断裂の大ケガから長期休場を経て春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)で関取復帰を果たした弟の若隆景(29)と6番。もともと取り口的に苦手としている中で、もろ差しを許して寄り切られたり逆に喉輪で力強く押し出したりと互いに持ち味を発揮した。「やっぱり強いですよね。調子戻してますね」。弟の復調ぶりを肌で感じた。

 若隆景はこの日から関取の象徴である白まわしを着用。若元春は「やっぱり白まわしが似合う。体つきが幕下じゃないから黒まわしだと違和感あった」と、約4カ月ぶりに兄弟が白まわしで並んだことを喜んだ。

 自身は先場所10勝を挙げて殊勲賞を受賞し、三役陥落から1場所で関脇に返り咲いた。再び次期大関争いの戦いへ。「自分らしく取るだけ。自分の相撲を見失うと相撲取れないので」と無欲を強調した。

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