競泳の北島康介氏の国際殿堂入り祝賀会に500人 低迷水泳界に「活を入れたい」

2024年02月28日 22:45

水泳

競泳の北島康介氏の国際殿堂入り祝賀会に500人 低迷水泳界に「活を入れたい」
国際水泳殿堂入り祝賀会であいさつする北島康介氏 Photo By スポニチ
 競泳男子平泳ぎで04年アテネ、08年北京五輪2大会連続2冠の北島康介氏(41)の国際水泳殿堂入り祝賀会が28日、都内で行われた。五輪3大会連続メダルの松田丈志さん、04年アテネ五輪女子800メートル自由形金メダルの柴田亜衣さんら元競泳選手や、女子ゴルフの古閑美保さんら他競技のアスリートなど約500人が祝福にかけつけた。
 昨年9月に五輪金メダル23個のマイケル・フェルプス(米国)らとともに国際水泳殿堂入りした北島氏は「殿堂入りした実感がわく、思い出深い1日となりました。金メダルをとるために指導してくれた平井(伯昌)コーチ、水泳観を広げるために行った米国で出会った(デイブ・)サロ・コーチ、水泳を通して多くの方々との出会いがあり、サポートしていただきました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 16年に引退した北島氏は現在、東京都水泳協会会長として普及や強化活動に携わる。また、自身が経営する会社「IMPRINT」では水泳スクール事業や健康事業なども展開し、今なお水泳界と深く関わっている。

 日本の競泳界は昨夏の福岡世界選手権で銅メダル2個に終わるなど、北島氏が活躍した頃の勢いを失っている。パリ五輪の日本代表選考会は3月17日から始まる。

 水泳界のリーダーの1人として「今の日本の水泳界に何かしら活を入れて、水泳界がもっと盛り上がってほしいという思いもあります。今年は五輪もありますし、水泳が盛り上がっていくために、僕もまだまだ尽力していきたい」と語った。

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