新大関の琴ノ若は冷静に白星スタート 花田虎上氏「大関は(気が)休まらない」

2024年03月10日 17:51

相撲

新大関の琴ノ若は冷静に白星スタート 花田虎上氏「大関は(気が)休まらない」
<大相撲春場所初日>琴ノ若は熱海富士(手前)をはたき込んだ(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所初日 ( 2024年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )】 新大関の琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)は東前頭2枚目の熱海富士(21=伊勢ヶ浜部屋)をはたき込み、初日に“大関1勝”を挙げた。
 立ち合いで熱海富士の勢いを受け止め、相手の体勢が低いとみて左で頭を押さえつけるように、はたいた。

 勝ち名乗りを受けた後も琴ノ若はポーカーフェースのまま花道を引き揚げた。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「私は(新大関初日の取組後に)土俵の上でホーッと息をついてました」と述懐。琴ノ若は2日目に元大関で西前頭筆頭の朝乃山と対戦する。「(白星発進して)のびのび相撲を取れると言っても、2日目は朝乃山ですからね。わかりませんよ。15日間、休める時はないのが大関です」と協会の看板力士として気を抜けない日々が続くことを語った。

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