【名古屋ウィメンズ】加世田梨花、トラックでのパリ五輪挑戦問われ「体の回復具合を見て…」

2024年03月10日 13:16

マラソン

【名古屋ウィメンズ】加世田梨花、トラックでのパリ五輪挑戦問われ「体の回復具合を見て…」
<名古屋ウィメンズマラソン>4位で終え、俯く加世田梨花(撮影・平嶋 理子)  Photo By スポニチ
 【名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )】 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われ、加世田梨花(ダイハツ)は2時間22分11秒で4位となり、パリ切符には届かなかった。
 MGCファイナルチャレンジとして行われた今年1月の大阪国際女子マラソンで、前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本記録をマーク。パリへの出場権を手にするのは、前田の日本記録を上回る必要があった。

 「(日本記録は)ペースメーカーのペースで押していって、さらに上げていかないと切れない。“まだまだ力が足りなかった”高い壁だなというのが正直なところで…。でも、これからしっかり目指していけるように。今回、良い経験が積めたなと思います」

 ライバルの鈴木亜由子(日本郵政グループ)が10キロで給水に失敗した際に、ドリンクを鈴木に渡した加世田。「一緒にパリを目指す仲間として『一緒に頑張ろう』という思いで渡しました」と振り返った。今大会の結果により、マラソンでパリ五輪に出場できる可能性は消滅。トラック競技でパリ五輪を目指す可能性について問われると、自身の考えを口にした。

 「今はまだマラソンをやり終えたばかりなので、次というのはすぐには考えられないというのが正直なところなんですけど…。今後の体の回復具合を見て、トラックも視野に入れていけたらいいなと思います」

 報道陣に対して真摯に受け答えをし、取材エリアを後にした。

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