【名古屋ウィメンズ】「優しさ素敵」給水で感動シーン 加世田が鈴木にドリンク渡す 友情ライバル

2024年03月10日 09:49

マラソン

【名古屋ウィメンズ】「優しさ素敵」給水で感動シーン 加世田が鈴木にドリンク渡す 友情ライバル
<名古屋ウィメンズマラソン>スタートするランナーたち(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )】 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われた。
 今大会の日本勢のターゲットは、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)がマークした日本記録の2時間18分59秒。このタイムを狙って、第1グループのペースメーカーの設定は5キロ16分30秒(1キロ3分18秒)となった。

 最初の5キロは16分28秒とほぼ設定通りで通過。10キロは33分5秒とやや遅れた。先頭集団の日本勢は鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)の3人となっている。

 鈴木は10キロのスペシャルドリンクを取れなかった。これを見て、加世田がドリンクを鈴木に渡した。中継のフジテレビ系の第一放送車で解説を務めた高橋尚子さんは「鈴木さんが取れていないことをしっかりと見ている視界の広さと落ち着きがいい」と話した。

 このシーンにはSNSでも「素晴らしいスポーツマンシップ」「加世田選手素晴らしい」「加世田さんの優しさ素敵」などの声が上がった。

 女子五輪代表は昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定。今大会で日本記録をさらに更新した選手か、更新できない場合は前田が代表となる。

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