【名古屋ウィメンズ】15キロで設定から14秒遅れる…ペースメーカー早くも複数離脱 波乱の展開

2024年03月10日 10:02

マラソン

【名古屋ウィメンズ】15キロで設定から14秒遅れる…ペースメーカー早くも複数離脱 波乱の展開
<名古屋ウィメンズマラソン>スタートするランナーたち(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )】 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われた。
 今大会の日本勢のターゲットは、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)がマークした日本記録の2時間18分59秒。このタイムを狙って、第1グループのペースメーカーの設定は5キロ16分30秒(1キロ3分18秒)となった。

 最初の5キロは16分28秒とほぼ設定通りで通過。10キロは33分5秒とやや遅れた。15キロまでに複数のペースメーカーが離脱する波乱の展開で、15キロは49分44秒と設定から14秒遅れている。

 先頭集団の日本勢は鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)の3人となっている。鈴木は10キロのスペシャルドリンクを取れず、加世田が渡す友情シーンもあった。

 男子のパリ3枠目が懸かっていた3日の東京マラソンでは、日本勢をけん引するペースメーカーが予定のペースを刻めず、選手からも戸惑う声が出た他、ペースメーカーが給水で立ち止まり、後続ランナーの邪魔になるシーンもあった。

 女子五輪代表は昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定。今大会で日本記録をさらに更新した選手か、更新できない場合は前田が代表となる。

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