【セリエA】ミラノ・石川祐希が悲壮決意「準決勝に進むため全ての力を注ぐ」27日に準々決勝最終戦

2024年03月26日 17:48

バレーボール

【セリエA】ミラノ・石川祐希が悲壮決意「準決勝に進むため全ての力を注ぐ」27日に準々決勝最終戦 — 石川祐希（C）legavolley.it Photo By 提供写真

　バレーボール男子のイタリア1部リーグ（セリエA1）ミラノの石川祐希（28）が26日、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。ミラノは24日（日本時間25日）に行われた準々決勝第4戦でピアチェンツァに3―2で逆転勝ちし、対戦成績を2勝2敗とした。

　ミラノは第1、2セットを落とし崖っぷちに追い込まれた。しかし、そこから3セットを連取して劇的勝利をものにした。石川は「1セット目も2セット目もリードする展開もあった中で取られて非常に嫌な流れでしたが、3セット目から切り替えてしっかりと最後までフルセットで勝ち切ることができたので本当にいい試合だったと思います」と満足感を漂わせた。

　石川は全セットで先発しサービスエース2本を含む20得点を挙げた。「個人的にもサーブは非常に良かったと思いますし、スパイクが少しシャットアウトを食らう場面がありましたが、パイプも有効に効いていたと思うので次の試合に向けて悪いところはしっかり修正して臨みたいと思います」と自身のパフォーマンスに関しても好感触を得た様子だ。

　準々決勝は3勝したチームが勝ち上がる。負ければ敗退が決まる一戦を勝ち切り2勝2敗のタイに持ち込み、2季連続4強入りへ逆王手を掛けた。最終第5戦は27日（同28日）にアウェーで開催される。

　日本のエースは「準々決勝は勝っても負けても次の試合が最後なので、次の準決勝に進むために全ての力を次の試合（5戦目）に注ぎます。そして絶対準決勝に進みたいと思います」と気合を込めた。