【ハンドボール】男子日本代表にまた激震 選手2人が行動規範違反行為でパリ五輪アウト 計4人を処分

2024年04月14日 00:32

ハンドボール

【ハンドボール】男子日本代表にまた激震 選手2人が行動規範違反行為でパリ五輪アウト 計4人を処分
ハンドボール男子日本代表監督のカルロス・オルテガ氏(AP) Photo By 共同
 日本ハンドボール協会は13日、今年3月に実施した男子日本代表の活動期間、「日本代表としての行動規範」に対する重大な違反行為があったとして、計4選手に代表活動停止の処分を下した。同協会は選手の個人名を明らかにしていない。
 停止期間は2人が3月24日からの1年間、残る2人が同日からの6週間。男子日本代表は88年ソウル五輪以来、36年ぶりに自力でパリ五輪出場権を獲得していたが、1年間停止処分の選手2人は五輪代表入りへの道が断たれる、極めて重い処分となった。

 今回の事案について、1年間の停止処分を受けた2人は「代表活動期間中に深夜外出しての飲酒等を契機として、代表チーム外の第三者を宿泊施設に招き入れ、規律違反に当たる行為に及んだもの」、6週間停止処分の2人は「代表活動期間中に深夜外出しての飲酒等を契機として、代表チーム外の第三者を宿泊施設に招き入れたもの」とした。

 日本協会は金丸恭文会長名で声明を発表し、「当協会としても大変遺憾であり、当該選手へのコンプライアンス指導の徹底、復帰プログラム研修を講じて参ります。また、他の選手に対しても、日本代表の誇りと責任を持った行動を徹底するように再度指導して参ります」とした。

 彗星ジャパンの愛称で知られる男子日本代表をめぐっては、今年2月に東京五輪などで指揮したアイスランド出身のダグル・シグルドソン監督が突然辞意を表明。五輪本番が迫る中、約1カ月の監督不在を経て、今月3日に16、17年にも日本代表を率いたスペイン出身のカルロス・オルテガ氏の復帰が決まったばかりだった。

 ハンドボール男子日本代表は、15年4月に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を実施中、選手8人が禁煙の宿泊エリアが喫煙したとして、3カ月のNTC利用禁止処分や代表活動停止処分を受けた例がある。

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