ラグビーリーグワン 静岡 最大26点差を追いつき劇的ドロー

2024年04月13日 19:04

ラグビー

ラグビーリーグワン 静岡 最大26点差を追いつき劇的ドロー
<静岡BR・東京ベイ>静岡BRは後半42分にトゥポウのトライで同点として、スタンドと一体になって喜ぶ。 Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第13節 ( 2024年4月13日    静岡・IAIスタジアム日本平 )】 「サヨナラ勝ち」は逃したが、静岡が劇的にドローに持ち込んだ。
 前半22分までに5トライを許して0―26と一方的にリードされるなど7―31で迎えた後半に猛反撃。9分、途中出場のNo・8シオネ・ブナ(25)のトライを皮切りに攻め込むと、東京ベイはシンビン(10分間の一時退場)も続き33分には15人―13人。5点を追う42分に逃げ切りを図った相手から反則を誘い、途中出場のフランカー(FL)ヴェティ・トゥポウ(24)が左にトライを決めて追いついた。

 続くゴールキックをWTBキーガン・ファリア(29)が決められなかったが、本来のキッカーではなく、誰も責める者はいなかった。

 「トライはラッキーでした」とトゥポウは笑顔。プレーヤー・オブ・ザ・マッチを受賞したCTBチャールズ・ピウタウ(32)も「追いつくことができ、誇りに思います」と勝ち点2をプラスに捉えた。

 藤井雄一郎監督(54)は「前半に点を取られすぎました」と反省しながら「最後まで諦めずに戦ってくれました」と選手を称え、ゲーム主将のFL庄司拓馬(25)は「サポーターの声援に鳥肌が立ちました」とスタンドの後押しに感謝。残り3試合でプレーオフ圏内4位との勝ち点差は12と逆転は厳しいが、藤井監督は「可能性がある限り頑張ります」と視線を前に向けた。

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