【陸上】田中希実が4分7秒98で2位、ドルーリー朱瑛里は4分25秒45 金栗記念1500m

2024年04月13日 14:51

陸上

【陸上】田中希実が4分7秒98で2位、ドルーリー朱瑛里は4分25秒45 金栗記念1500m
田中(左)とドルーリー
 【金栗記念選抜中長距離大会 ( 2024年4月13日    熊本・えがお健康スタジアム )】 女子1500メートルがタイムレースで行われ、2組に登場した東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(ニューバランス)が4分7秒98をマークして2位となった。同じ組で走った高校2年のドルーリー朱瑛里(岡山・津山高)は4分25秒45だった。(タイムは速報値)
 序盤は田中が2番手、ドルーリーが3番手でレースを展開し、2周目で田中が先頭に立った。だが、田中はラスト1周でツラカ・エスタ・ムソニにかわされて2位でフィニッシュした。

 「かなり状態は良くなかったけど、いつも金栗で、良くも悪くもこれからのシーズンをどうしていこうかという大会なので。逃げずに1500を走って良かったです。今の状態だと、去年と同じぐらい足下がガタガタな状態だと思う。ゼロベースで作り直すところから、まずは日本選手権かなと思います」

 そう振り返った田中は、今大会が今季国内初戦で、約2時間30分前に行われた800メートルに続く1500メートルだった。パリ五輪は1500メートルと5000メートルの2種目で出場を目指しており「入賞が確実になる、安定した力を付けていきたい」と決意を口にしている。

 田中希実に憧れるドルーリーは中学時代から注目を集め、高校1年で臨んだ昨夏の全国高校総体は1500メートルで3位。今年1月の都道府県対抗女子駅伝でも田中と同区間を走ったが、競り合う場面はなかった。

 都道府県対抗女子駅伝を走った後に「(今年は)実業団の選手と走れるレベルになれるよう頑張りたい」と話していた16歳。24日からU20アジア陸上競技選手権大会(ドバイ)に派遣されるU20日本代表に選ばれている。

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