【さいたま巡業】埼玉栄高の田宮愛喜が琴ノ若の胸を借りてぶつかり「貴重な経験」父は元大関・琴光喜

2024年04月15日 07:47

相撲

【さいたま巡業】埼玉栄高の田宮愛喜が琴ノ若の胸を借りてぶつかり「貴重な経験」父は元大関・琴光喜
<春巡業さいたまスーパーアリーナ場所>ぶつかり稽古で琴ノ若(左)の胸を借りる、元大関・琴光喜の長男で埼玉栄高1年の田宮愛喜(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春巡業が14日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで行われ、埼玉栄高校の相撲部員6人がぶつかり稽古で関取衆の胸を借りた。
 大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)の呼びかけで、さいたま市内にある埼玉栄高校の相撲部員たちと山田道紀監督、早苗夫人が来訪。昨年の全国高校総体団体優勝メンバーを含む6人がまわしを締めて土俵に上がった。

 朝9時前から、同校OBの幕下・夢道鵬(22=大嶽部屋)、琴手計(20=佐渡ケ嶽部屋)、琴挙龍(20=佐渡ケ嶽部屋)と一緒に準備運動。四股やすり足、腕立てなどを約40分間行い、全員が汗だくになるまで入念に体を動かした。

 ぶつかり稽古で大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)の胸を借りたのは、元大関・琴光喜の長男で昨年の中学横綱の田宮愛喜(1年)。大関に力いっぱいぶつかり「重くて吸収されるような感覚だった。貴重な経験でした」と振り返った。

 身長1メートル76、体重143キロの堂々たる体格。体を生かした前に出る圧力に加え、父譲りの前さばきのうまさも併せ持つ。1年生ながら既にレギュラー級の実力を誇り、早くも今年から活躍が期待される。「高校を出たら大相撲に行きたい」と将来的な夢を語った。

おすすめテーマ

2024年04月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム