【夏場所番付発表】大の里が新三役昇進!初土俵から所要6場所は昭和以降2位のスピード記録

2024年04月30日 06:00

相撲

【夏場所番付発表】大の里が新三役昇進!初土俵から所要6場所は昭和以降2位のスピード記録
大の里 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、大の里(23=二所ノ関部屋)の新小結昇進が決まった。
 新入幕だった初場所から2場所連続で11勝を挙げて三賞を獲得する大活躍。一気に三役まで番付を上げた。昨年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んでからわずか1年。所要6場所での新三役は、5場所で昇進した14年九州場所の逸ノ城に次ぐ昭和以降2位のスピード記録となった。

 石川県出身では18年夏場所の遠藤以来、戦後6人目。日体大からは垣添、妙義龍、嘉風、千代大龍、北勝富士に次いで6人目の三役昇進を果たした。

 春場所後は初めて巡業に参加し、連日大歓声を浴びる人気ぶり。18日の浦安場所ではぶつかり稽古で横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の胸を借りるなど、この1カ月間精力的に稽古を積んできた。

 また、春場所で110年ぶりの新入幕優勝という歴史的偉業を成し遂げた尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)は東前頭6枚目に番付を上げた。初土俵から負け越しなしで番付を上げ続け、幕尻の東前頭17枚目だった先場所から一気にジャンプアップ。幕内中位でどこまで通用するか、靱帯損傷のケガを負った右足首の回復具合も含め注目が集まる。

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