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再入幕・水戸龍が1年ぶりの幕内白星「奇跡が起きたら勝ち越せるかも」連敗3で止め希望の光

2024年05月16日 06:46

相撲

再入幕・水戸龍が1年ぶりの幕内白星「奇跡が起きたら勝ち越せるかも」連敗3で止め希望の光
<夏場所4日目>時疾風(左)を押し出しで破る水戸龍(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所4日目 ( 2024年5月15日    東京・両国国技館 )】 東前頭13枚目の水戸龍(30=錦戸部屋)が新入幕・時疾風(27=時津風部屋)を下して今場所の初白星を挙げた。
 立ち合いすぐに右四つに組み合うと、まわしはどちらも取れなかったが左でガッチリ抱えて時疾風の動きを封じた。相手が右から下手投げにくるところをしっかり体を寄せて寄り切り。「このままでは長くなると思って、一か八か前に出てみた」と勝機を逃さず白星につなげた。

 先場所12勝を挙げて十両優勝を果たし、昨年夏場所以来6場所ぶりの再入幕。幕内力士として1年ぶりの白星を挙げたが「3連敗のショックがあるので簡単に切り替わらない」とホッとした様子は見せなかった。

 前日は3連敗を喫し「このまま無理かもしれない。勝ったら勝ったでうれしいけど、負けたら負けたでしょうがない」と3日目にして早くも嘆いていた水戸龍。待望の初白星を挙げたこの日は「奇跡が起きたら勝ち越せるかもしれない」と笑顔で希望の光を見いだした。

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