×

十両・伯桜鵬が白星先行3勝目「痛いと分かった上でやっている」負傷した右腕で2日連続の投げ技

2024年05月16日 20:09

相撲

十両・伯桜鵬が白星先行3勝目「痛いと分かった上でやっている」負傷した右腕で2日連続の投げ技
<大相撲夏場所5日目>獅司を上手出し投げで破った伯桜鵬(上)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所5日目 ( 2024年5月16日    東京・両国国技館 )】 西十両8枚目の伯桜鵬(20=伊勢ケ浜部屋)が獅司(27=雷部屋)を破って3勝目を挙げた。
 押し合いから左四つに組み合うと、身長1メートル93の獅司に右上手を引かれてやや不利な体勢に。左内掛けを見せて揺さぶってから機を見て鮮やかな右上手出し投げを決めた。「左ハズで右手を添えていきたかったけど、左が入ってしまった」と狙った体勢ではなかったが「止まらなかったのがよかった」と流れのある攻めで白星につなげた。

 2日目の取組で右上腕二頭筋腱を断裂。4日目の紫雷戦に続いて、負傷した右腕を使った投げで勝負を決めた。「痛いというのは分かった上でやっている」と覚悟を決めて臨み、これで白星先行の3勝2敗。「右手をどううまく使うか。力は入りづらいけど、右をうまく使いながら相撲取れれば」と中盤戦以降への課題を明示した。

おすすめテーマ

2024年05月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム