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【柔道】さすが学芸大卒!角田夏実が特別講義で「準備力」の大切さを熱弁 学生約200人も大喝采

2024年06月10日 14:41

柔道

【柔道】さすが学芸大卒!角田夏実が特別講義で「準備力」の大切さを熱弁 学生約200人も大喝采
SBC東京医療大の特別講義で、得意の巴投げの披露を行う角田夏実 Photo By スポニチ
 柔道パリ五輪代表で男子60キロ級の永山竜樹、女子48キロ級の角田夏実(ともにSBC湘南美容クリニック)が10日、勤務先のSBC東京医療大で武道文化論の特別講義を行い、約200人の学生を前に自身の体験談や助言、技の披露などを行った。
 これまでも年1回程度の特別講義を行っているという角田は、自ら作成したパワーポイントの資料を使って自己紹介すると、柔道や社会生活でも必須の「準備力」の大切さを熱弁。「物事がうまく進むように、前もって環境を整えることが大切。私の場合はネガティブな考えをどんどん出すことで、不安を解消できる」などと話し、学生からは拍手を浴びた。

 柔道のトップ選手としては異例の東京学芸大出身で、学生時代には教育実習も行い教職免許も取得している角田。多くの学生を引き込むトーク術もさすがで、「去年やった時、もっとできたと思ったので、しっかり準備した。授業をすることに不安がめっちゃあったけど、終えてスッキリ感がある」と笑顔で振り返った。

 3月末に膝を痛め、回復が遅れていたものの、最近になって十分に稽古をこなせるほどまで回復したことも報告。今後は個別合宿や全体合宿で、7月27日の競技初日に行われる本番へ調整していく予定で、「まだ掛けられる技の制限はあるが、練習量はいつも通りできている」と話した。

 一方、講義では自身の柔道人生を振り返り、諦めないことの大切さ、近しい人の言葉に耳を傾けることの大切さなどを語った永山は、技の披露では100キロ超級の学生相手に背負い投げや内股を披露し、大いに盛り上げた。五輪での出番は角田と同じ7月27日。「テレビの前で応援して下さい」と学生たちに呼びかけた。

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