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【バスケ女子】日本 黒星発進…“絶対女王”米国のインサイドプレーに苦戦、100点ゲームで完敗

2024年07月30日 05:30

バスケット

【バスケ女子】日本 黒星発進…“絶対女王”米国のインサイドプレーに苦戦、100点ゲームで完敗
リバウンド争いをする高田(左・AP) Photo By AP
 【パリ五輪第4日 バスケットボール女子1次リーグC組   日本76ー102米国 ( 2024年7月29日    ピエール・モロワ競技場 )】 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組初戦で東京五輪の決勝で敗れた女王・米国と対戦。前半から体格差によるインサイドプレーに苦戦し、76ー102と完敗に終わった。
 今年2月に行われた最終予選を勝ち抜いて、3大会連続の五輪出場を決めて、21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げている女子バスケットボール日本代表。

 しかし今大会は五輪7連覇中の米国、ベルギー(同ランク6位)、ドイツ(同ランク19位)と強豪国と同組のいわゆる“死の組”で1次リーグを戦うことになった。

 五輪55連勝中の米国との初戦は、馬瓜ステファニー(25=サラゴサ)、高田真希(34=デンソー)、山本麻衣(24=トヨタ自動車)、林咲希(29=富士通)、宮崎早織(28=ENEOS)の5人がスタメンに名を連ねた。

 第1Qは残り8分52秒に“姉妹連係”となるステファニーのアシストからエブリンがチーム初得点を決めた。序盤は好守備から相手のミスを誘う場面もあったが、4―4の残り6分28秒から3―13のランをくらってしまった。その後は途中出場の赤穂ひまわり(25=デンソー)、林の連続3Pシュートもあってこのクオーターは15―22で終えた。

 第2Qになると体格差によるインサイドプレーに苦戦した。開始早々に山本の3Pシュートで口火を切ったが、体格の差でリバウンドからの速攻で失点するなど残り8分55秒から0―8のランで突き放されてしまう。その後は日本の武器である3Pシュートで女王にくらいつきながら、前半は39―50と11点差で折り返した。

 第3Qは残り7分2秒まで無得点で0―6のランをくらってリードを広げられた。その後は途中出場の町田瑠唯(31=富士通)、山本が3Pシュートを決めるが、前半同様にインサイドの攻撃に苦戦し、このクオーターは広げられて57―79で終了した。

 最終クオーターは、高田が3Pシュートを決めるなど奮闘する場面もあったが、さらにリードを広げられて“絶対女王”に完敗を喫した。

 この試合では高田が2点シュートを全て決めるなどチームトップの24得点をマーク。つづいて山本が5本の3Pシュートを決めるなど17得点をマークした。

 日本の次戦は、日本時間8月1日午後6時からドイツ(同ランク19位)と対戦する。

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