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東京五輪2冠・大橋悠依が200M個人メドレーで準決勝へ「危ないかと思った」 五輪初出場の松本も突破

2024年08月02日 18:43

水泳

東京五輪2冠・大橋悠依が200M個人メドレーで準決勝へ「危ないかと思った」 五輪初出場の松本も突破
準決勝進出を決めた大橋悠依(AP) Photo By AP
 【パリ五輪第8日 競泳女子200メートル個人メドレー予選 ( 2024年8月2日    ラデファンス・アリーナ )】 競泳女子200メートル個人メドレーの予選が行われ、21年東京五輪金メダルの大橋悠依(28=イトマン東進)は2分11秒70の全体14位、五輪初出場の松本信歩(22=東京ドーム)は2分11秒67の全体13位で準決勝へ進出した。準決勝は(現地時間午後9時22分(日本時間3日午前4時22分)から行われる。
 松本が出場した予選4組はスタートが遅れた。前の組の選手がプールサイドで倒れるアクシデントがあり、スタッフが担架で運ぶまでスタート台の前で待機。前半から自己ベストに迫るペースで泳ぎ、途中の4番手から追い上げて3位でフィニッシュした。最終5組の大橋は平泳ぎまで3番手だったが、最後に抜かれて5位だった。

 東京で日本女子夏季五輪史上初となる2冠を達成した大橋は22年、日本競泳女子初のプロスイマーに転向。しかし、同年のブダペスト世界選手権では200メートル個人メドレーで準決勝敗退、昨年の福岡世界選手権も6位に終わった。今年3月の代表選考会でも400メートル個人メドレーは4位で代表権を逃したが、200メートル個人メドレーでは意地の優勝でパリ切符をつかんだ。

 パリ五輪では連覇やメダルを意識し過ぎず、17年に自身がマークした2分7秒91の日本記録更新を目標に据えた。「パリは集大成。自分の能力を最大限に生かしたレースをしたい」と2度目の大舞台に挑んだ。

 ▼大橋 最後は余裕を持っていったけど、危ないかなと思った。準決勝ではグッとタイムが上がると思うし、自分も上げられるように頑張る。決勝へ残っていかないと話にならない。8、9秒台前半ぐらいまでになると思う。そこまで上げられるように一番いい準備をしたい。

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