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「あそこで90超になるかな」「申し訳ないと言わないで」柔道解説・穴井氏の言葉にネットも「完全同意」

2024年08月04日 02:54

柔道

「あそこで90超になるかな」「申し訳ないと言わないで」柔道解説・穴井氏の言葉にネットも「完全同意」
決勝でフランスのリネールと対戦した斉藤立(左、AP) Photo By AP
 【パリ五輪第9日 柔道 ( 2024年8月3日    シャンドマルス・アリーナ )】 柔道混合団体の決勝が行われ、日本は21年の東京五輪に続きフランスと対戦したが、リベンジは果たせず、銀メダルに終わった。
 3―3からの代表戦で「ルーレット」で選ばれた階級は男子100キロ超級を制したリネールが控える「90キロ超級」。斉藤は絶対王者に挑み続けたが、最後は一本に沈んだ。

 テレビ中継の解説を担当した元世界柔道100キロ級金メダリストで天理大監督の穴井隆将氏は、代表戦では完全に“指導者モード”に。「そうそう!それでいい!」「技を出そう!」「胸を出して、胸を出して!」「立ち向かって行かないと!倒しに行かないと!」「いい攻めだ!」「絶対妥協するな、最後までやるんだ!」と斉藤にアドバイスと声援を送り続けた。

 斉藤が一本負けを喫して日本の敗戦が決まると、穴井氏は「悔しいですよ、遠いですね…あと一歩が」と無念の様子。それでも「選手はよく戦ってくれました。勇気をもらいました」と奮闘を称えた。

 そして「圧倒的優位な展開ではあったんですけど、斉藤選手にそれを背負えるものはなかったかもしれないですね。希望は見えましたけど」と話す場面も。「ルーレット」でリネールが登場したことに「あそこで90超になるかな…何でそこになるかな…やっぱり彼はそういうものを持ってるんですかね」と本音を漏らすと、SNSでは「全国民がそう思った」「完全同意」「まったく同感です」と同調する声が続々と上がった。

 穴井氏は選手たちへ「申し訳ないと言わないでくれ。戦ってくれましたからね。勇気と希望をもらいましたし、本当にお疲れさまですよ。頑張りましたよ」とねぎらいの言葉も。ネットでも「銀メダルでも充分凄い。謝らないで」「悔しいけど面白い試合を見せてもらえた」「穴井さんの言葉、私も同意です」と温かいコメントがあふれていた。

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