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琴桜がレスリング男子の世界ランク1位・日下に期待 相撲経験あり、自身も胸を出す「相撲経験生きれば」

2024年08月06日 16:30

相撲

琴桜がレスリング男子の世界ランク1位・日下に期待 相撲経験あり、自身も胸を出す「相撲経験生きれば」
岐阜巡業で平戸海(左)と三番稽古を行う琴桜 Photo By スポニチ
 大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)が岐阜市で夏巡業が行われた6日、富山・砺波巡業があった前日の9番に続く8番の申し合いを行った。平戸海(24=境川部屋)、豪ノ山(26=武隈部屋)、明生(29=立浪部屋)と取り、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が体調不良のため離脱した夏巡業の主役を張った。
 11日、山形県尾花沢市での夏巡業で待望の凱旋を果たす。当地は父で師匠・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の故郷。昨年8月、小結だった琴桜は結城裕市長ら後援会関係者に「(1年後)大関として戻る」と約束した。今年初場所後に公約をかなえ、「大関でそこへ戻れるのは良かった」とこの日、手応えを語った。

 現在開催中のパリ五輪では刺激をもらうという。とりわけレスリング男子グレコローマン77キロ級に出場する世界ランキング1位の日下尚(23)は中学まで相撲に取り組み、全国中学校選手権にも出場。その縁で、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で稽古を共にした。

 ぶつかり稽古で胸も出したという琴桜は、「経験していただけあって型もしっかりできていた。差し手の使い方とか、若い衆にも刺激になっていた」。グレコローマンスタイルは上半身だけの闘い。体重無差別の大相撲と違い、レスリングは体重制でもあるが、力の強い外国人選手にどう対抗するかなどの課題は共通するという。

 「頑張ってほしいし、応援している。相撲経験が生きてくれたらうれしい」。他に陸上男子1600メートルリレーに出場する川端魁人(25=中京大ク)とも面識があるという。まずは8日未明にある、日下の決勝への期待を語った。

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