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田中希実 1500mで号泣のち準決勝進出 接触あって救済「押し負けてしまった」から吉報

2024年08月06日 17:09

陸上

田中希実 1500mで号泣のち準決勝進出 接触あって救済「押し負けてしまった」から吉報
予選1組で果敢に先頭を駆ける田中(ロイター)
 【パリ五輪第12日 陸上 ( 2024年8月6日    フランス競技場 )】 女子1500メートルの日本記録保持者で21年東京五輪8位入賞の田中希実(ニューバランス)は、1組で走り、4分4秒28の11位となり、準決勝進出ラインとなる6着以内を確保できなかった。果敢に先行したが、残り200メートルで接触があり、救済措置で準決勝に進出した。
 勝負どころで後ろから押されるような形となって失速。「ラスト、いい位置を取れなくて押し負けてしまったことが敗因」と大粒の涙を浮かべた。取材エリアで予選突破を知ると、また涙を流した。

 今大会最初のレースとなった2日の5000メートルは、悔しい予選落ち。決勝進出ラインまで0秒98の僅差だった。「決勝しか狙っていなかったので、現実が受け入れられない状態」としながら、「しっかり出し切るレースがしたい」と1500メートル予選を見据えていた。

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